リテール戦略推進室に所属し、さらなる全日空商事グループの成長、ひいてはANAグループの成長のため、またこれらの成長が最終的にはお客様にお喜びいただけるサービスにつながるよう、空港や市内での新たな事業展開を日々模索しています。同時に、グループ会社2社が運営する「ANA FESTA」と「ANA DUTY FREE SHOP」の新規出店をサポート。お客様に対して、どのようなサービスを提供し、顧客満足度の向上に寄与するのかを考え、売上拡大のシミュレーションを行いながら、加速度的に出店ができるような支援業務に従事しています。
この仕事のやりがいは、自分自身が関わった仕事が形になり、残っていくということ。もちろん、全ての仕事が上手くいくわけではありませんが、失敗した経験も次に活かしていくことで、よりよい店舗づくりができると実感しています。また、実際にお客様がお買い物を楽しんでいる姿を目にすることができるのも、店舗運営に関わるリテール戦略推進室だからこその喜びです。

これは私が、グループ企業である全日空商事デューティーフリー株式会社に出向していた時の話ですが、目標に対していつも少しだけ売上が目標に達しない店舗がありました。その店舗を改善するために、店舗運営チームと商品を分析するチームで連携して多角的に分析を行い、また空港で一日、お客様の動きも観察しました。その結果、問題点が明確となり改善点を洗い出すことができました。個々の力を結集し、短い工期でしたが改修を成し遂げ、数値目標もクリア。お客様から「いいお店になりましたね」とお言葉をいただけたことは今でも忘れません。
今後は、機内販売、インターネット販売など、多岐に渡るリテールビジネスを全て経験し、知見を深めていきたいと思っています。その後は習得したナレッジを活かし、「空港での新しい楽しみ方」を事業化し、お客様から「さすが全日空商事グループ！」という評価をいただければ本望ですね。