田村 充徳ANAフーズ株式会社(出向)
2014年入社 商学部卒
(取材当時)
食品事業の中核グループ会社、ANAフーズに出向し、生鮮食品の担当として、バナナやアボカドを中心とした輸入果実の販売活動に従事しています。主に大手コンビニエンスストアや大手量販店を数社担当しています。また、フィリピン産「frescana」や南米エクアドル産「田辺農園」など、当社のプライベートブランド商品の在庫管理も任されており、さらにキャンペーンなどを含む販売戦略立案にも携わっています。顧客先バイヤーとの商談の中でニーズを探り、それに合致するような提案を実施します。販売価格やデリバリーの条件などの交渉を重ねながら、お客様と私たちがWin-Winの関係となれるようなビジネスを成立させる難しさと醍醐味を同時に感じる仕事です。また、食品という生活する上で必要不可欠、かつ身近な商材を扱っており、自分の仕事が畑から食卓まで、つまり、生産から消費までのプロセスすべてに関与することで、生産者や消費者の笑顔を作りだす仕事に従事している点に大きなやりがいを感じています。
学生時代に旅行を通じて、様々な国をみた経験から世界の文化や多様性に興味を抱き、将来はグローバルな環境で働きたいと感じ、商社を希望しました。その中でも全日空商事は、ANAグループの商社として、グループ内での貢献だけに留まらず、グループ外での収益拡大を担っており、そのチャレンジングな環境に惹かれ、入社を決意しました。実際に入社をしてみると、そのイメージ通り、航空会社ANAがもつ世界に広がる情報ネットワークやANAと共に培ってきた航空関連事業でのノウハウを用いながら、他社では真似できないビジネスモデルを構築しているように感じました。また航空業界だけではなく、さまざまな業界への挑戦が可能な点にも魅力を感じています。今後の目標は、まず食品のプロフェッショナルとして、 “ジャパン・クオリティ”を武器に、日本だけでなく、アジア各国における「食のあたりまえ」を変えていく商流・商材を開拓することです。さらに自分が開拓した商流を育て、全日空商事グループの食品事業における稼ぎ頭として一層その規模を拡大していきたいと考えています。