航空機事業では、海外企業との取引で培った経験と知識を駆使し、独自性・専門性のあるビジネスを展開しています。航空機産業の発展に寄与することに留まらず、新規ビジネスにも積極的に挑戦し続けています。
アビエーション事業では、海外ならびに国内企業との取引で培った経験と知識を活かし、時代と共に変わるお客さまの多種多様なニーズに応える、独自性・専門性のあるビジネスソリューションを提供しています。
航空機部品事業では、ANAグループにご搭乗されるお客さまに安全と安心をお届けするために、また、国内外のエアラインや整備専門会社などのお客さまの様々なニーズにお応えするために 、高い専門性と豊富な知識、充実した調達・物流ネットワークを駆使し、世界約800社の取引先との年間約70,000件(2019年度)に及ぶ航空機部品の取引に的確かつ確実に対応しています。
また、航空機産業の旺盛な需要を背景に、国内メーカーを海外航空機部品メーカーと結びつける支援活動を行っており、国や自治体等が注力する国内航空機産業の振興発展に寄与することを目指しています。
電子事業では、国内半導体産業とアジアをつなぐ半導体組立検査受託ビジネスを中核として、今後更なる成長が見込まれる世界のエレクトロニクス市場において、独自性・専門性・先見性のあるビジネスをグローバルに展開しています。
独自のマーケティングにより、お客さま一人ひとりの満足につながる商品・サービスを開発・提供しています。航空事業だけではカバー出来ないお客さまとの日常的なコミュニケーションによりANAのブランド価値と顧客ロイヤリティの向上に努めています。
デジタル・メディア事業では、「 ANA グループの資産(会員、データや法人顧客との接点等)」と「 IT ・デジタル技術を基盤にした事業開発」をビジネスの核に、企業・自治体へマーケティングソリューション、デジタルギフトの企画開発・提供を行っていきます。
当社グループの自律的成長の土台として、お客さまや社会に求められる新たな価値を創造し、新規事業の開発に果敢に取り組んでいきます。
国内市場及び、アジアを中心とする海外の成長市場をターゲットとし、今までにない環境変化に柔軟かつスピードを持って対応し、未だ取り込めていない成長領域への進出を目指します。これまでに培った既存事業のノウハウやネットワーク、保有する有形・無形の資産等当社の強みを最大限に活かし、グループ内を横断する取り組みを牽引し・加速させます。
また、既存事業の枠に捉われる事なく、知見あるパートナーと提携・融合しながら、同時に新しいビジネスのインキュベートも推進していきます。
インフライトサービス事業では、より快適な空の旅を実現するために空港ラウンジや機内でサービスするすべての物品類を取扱い商材としています。ANAグループは英国SKYTRAX社のワールド・エアライン・レーティングにおいて、世界最高評価である「5スター」を2013年から連続で獲得しており、当事業の活動もこの評価につながる一翼を担っています。
コンシューマービジネス事業では、日常生活にまつわる様々な製品の原材料や資材を調達し、出来上がった製品を顧客へ届ける、いわゆる「川上から川下」までのトータルな事業展開を行っております。川上では紙の原料であるパルプの販売、川中では原紙の販売、川下では生活製品関連の販売を手掛けています。
現在では、生活製品資材の販売活動だけでなく、それら製品の受発注業務の電子化やロジスティック機能の提案を行うと共に、それを担える人材の育成などを通して、ビジネス領域の拡大を進めています。
当社のリテール事業(A-style事業、ANA FESTA、全日空商事 デュー ティーフリー、国際線機内販売)の戦略立案・推進を担い、リテール各事業・各社が持つ強みとANAグループが有するノウハウやネットワーク・保有する有形・無形の資産を掛け合わせ、お客さまや社会に求められる新たな価値を提供すべく取り組んで参ります。
食品事業では、世界中の価値ある食材を開拓・提供することで、お客様に幸せと感動をお届けしています。生鮮食品事業では、フィリピン(frescanaブランド)や南米(田辺農園ブランド)に展開する提携農園のバナナを、加工食品事業では、ナッツやドライフルーツなどの原料や製品を世界中から調達し、販売しています。また、両事業では、今後の食料需給バランスを考え、海外園地の提携強化や投資も積極的に行なっています。ギフト事業では、日本各地の価値ある食材を取り扱う約1,000社の仕入先を持ち、ギフト商品として大手百貨店を中心に販売しています。さらに、その知見を活かした日本食材の輸出販売も手がけるなど、新しいビジネスモデルにも挑戦しています。
※所属はインタビュー当時のものです