全日空商事では、配属されると、
OJTによってビジネスパーソンとしての
スタートを切ります。
2人の新入社員とそのOJTを担当する
先輩社員に、出会ってからの半年間を
振り返ってもらいました。
  • SESSION 01
    導いてくれる先輩社員との出会い

    やりたい仕事への希望を胸に、
    新入社員は配属先へ。
    そこで、
    迎えてくれた先輩との出会いから、
    成長のストーリーが始まった。

  • 岩本
  • 私が総合商社に興味を持った一番の理由は、「世界を舞台に大きなビジネスを経験できると感じたから」です。さらに全日空商事は、航空機の部品から機内の映画、食品など扱っている商材のユニークさを知り、「この会社でしかできない商社ビジネスがある」と思い、志望しました。
  • 中込
  • 岩本さんと営業活動をしていると、国内のお客さまに限らず、海外のお客さまが求める最適なものも提供したいというコダワリがひしひしと伝わってくるので、入社時の志望理由が仕事内容にも反映されていると感じます。
    米田さんは、どんな気持ちで、全日空商事に入社してきたのですか?
  • 米田
  • 私も、岩本さんと同じで、第一にグローバルビジネスに魅力を感じました。学生時代の留学を通して、「日本の存在感を世界に示せる仕事がしたい」と考えるようになりました。また、多くの企業がある中で、メーカーとは違い、自社の製品にとらわれず、様々な商材を通して国境を越えた商流がつくれる商社ビジネスに惹かれました。さらに就職活動を通して、全日空商事の自由度の高さを感じたことも志望動機の一つとなりました。
  • 渡邊
  • 自由度は、間違いなく高い会社だと思います。若手のうちからいろんな仕事を任せてもらえ、様々なことにチャレンジさせてもらえる会社です。米田さんにも、担当企業を受け持って自分一人で訪問・面会をし、積極的に活動をしてもらっています。まだ入社して半年程ですが、1人の社員として貴重な戦力になっていると私は感じています。 「どんな新人社員が来てくれるんだろう」とワクワクした気持ちで会った日がつい先日のことのようですが。
  • 米田
  • 渡邊さんからはワクワクしたと言ってもらいましたが、私はワクワクというよりドキドキが強かったですね。
    中込さんと岩本さんの出会いは、どんな感じでしたか?
  • 岩本
  • すごく緊張していました。そんな私に中込さんは、フランクにあだ名は何て呼べばいい?」と聞いてくださり、初日から「イワモッちゃん、イワモッちゃん」とフランクに話しかけてくださいました。また、「営業をしていると大変なこともあると思うけどいつでも相談してね」と声をかけてくださり、とても心強く感じたのを覚えています。
  • 中込
  • 近い年次の後輩が少ないので、岩本さんが同じチームに配属されると知った時は、本当に嬉しかったです。
    またOJTを担当するのが初めてだったので最初は不安もあり私も緊張していたのですが、岩本さんはとても素直な性格でいつもやる気いっぱいなので、あっという間に打ち解けて切磋琢磨できるよい関係が作れていると思います。一緒に営業をしていて、「1年目でここまでできるのか」と感心しています。自分でアポイントをとって、一人で商談に出かけていくなど、米田さんと同じように、確かな戦力になっています。
  • SESSION 02
    業務をスタートした頃を振り返って

    何もできない何も知らない状態から、
    営業チームの一人前のメンバーに。
    新入社員は先輩社員に支えられて
    日に日に成長を遂げていく。

  • 中込
  • 米田さんや岩本さんたち新人が、半年も経たずに一人立ちできるのは、配属されてから行われる各チームのOJT導入がうまくいっているからだと思います。電子事業部と私たちライフスタイル事業部とは、ビジネスの特徴が違いますが、電子事業部の新人は、どのように実務に入っていくのですか?
  • 渡邊
  • 私たちの場合、半導体という専門性の高い商材を扱いますから、まずは「半導体とは何か」を時間を取って教えます。その次に電子事業部がどのような業務をしているのか、半導体メーカーのお客様に対してどんな動きをしているのか、を説明するといった流れです。
  • 中込
  • ライフスタイル事業部は、いろいろな企業がお客様になるビジネスをしているので、各製品の説明というよりもお客様に会ってコミュニケーションをとることを大事にしています。扱っている商材についての説明は最初に基本知識だけで、色々な先輩に同行してもらって、「お客様」に対してどういう風に話しているかを実際の営業現場で学んでもらっています。
  • 米田
  • 私も岩本さんと似ていて、比較的早い段階でお客様のもとに訪問させていただき、会議に参加させてもらいました。
  • 渡邊
  • 「初めは何もわからなくてもいいから、とりあえず来て(笑)」と言っていましたね。
  • 米田
  • 最初は、本当に何もわかりませんでした。相手は半導体のプロであるエンジニアの方々で、高度な専門用語が飛び交う中、呪文を投げかけられているような心理状態でした。それでも会議が終わってから、渡邊さんをはじめ先輩社員の皆さんに、私の理解不足をフォローしていただいたことで、呪文の意味も少しずつわかるようになりました。今では、「だいぶ成長できたかな」と手応えを得ることができています。岩本さんは、どんな様子でしたか?
  • 岩本
  • アポイントの取り方も、プレゼンや交渉の仕方も全く分からない状態でしたが、「いつでも聞いていい」という空気を中込さんはじめ、チームの先輩や上司の皆さんがつくってくださっているおかげで、不明な点を一つひとつクリアにしていくことができました。
  • SESSION 03
    現在の自分、明日の自分

    新入社員は、一人前の、さらにその先へ。
    目の前の課題を一つひとつ乗り越えて、
    なりたい自分を、
    やってみたいビジネスを目指す。

  • 米田
  • 私は、OJTを始めるにあたり、1年後の目標を「自分の担当するお客様への業務を自分だけで遂行できること」としました。半年経った現時点では、まだ渡邊さんのような先輩方にフォローしてもらってやっている段階。それでも最初に比べたら、自分で言うのもおこがましいのですが、少しずつ自立できるようになってきました。今日も、お客様との会議に自分1人で参加し、対応してきました。
    実はもうすぐ、中国の上海にある委託先の工場に長期出張することが決まっています。「実際の生産現場で現物・現実を生で見てさらに知識を身に着けよう」と張り切っています。
  • 渡邊
  • 今回の長期出張が決まったのは、米田さんが「生産現場を見て勉強したい」と、折りにふれて上司や私にアピールしていたことも理由にあります。全日空商事は、「やる気があれば、やってもらおう、やらせてみよう」ということが多い会社です。これからも、どんどん自分を表現していってほしいと思います。米田さんは真面目で控え目なところがありますが、遠慮する必要はありません。
  • 米田
  • わかりました。これからは遠慮せずにどんどん自分を表現したいと思います。
  • 岩本
  • 1年目で海外出張ができるとは、単純にすごいなと思います。米田さんが少しうらやましいですね。私も、負けていられません。「自分の目標にしっかり取り組まなくては」と改めて思います。売上の数値目標が示されていますので、まずはそれにチャレンジします。
  • 中込
  • 数値目標は、営業として独り立ちできたかを、曖昧にしない、明確化するために設けられているものです。岩本さんは、コミュニケーション能力がとても高いのできっと大丈夫。商品の説明ばかりに囚われて一方通行なコミュニケーションにならないように、時折質問を投げかけたり、自分らしい営業スタイルを一緒に探していきましょう。
  • 岩本
  • お客様に寄り添う姿勢を大切に、自分なりの営業スタイルを確立したいと思います。そこから先は、全日空商事に入った理由でもある、世界を舞台にした大きなビジネスの種を見つけてそれを育てられる人財を目指します。
  • 米田
  • 私が目指すのは、業界内でも一目置かれる人。「半導体のこの部分の商流のことなら、米田に聞けばいい」といわれるようになりたいです。
  • 渡邊
  • 2人ともとても頼もしいです。話を聞いていると、事業部は違うけれど、全日空商事の新入社員の育て方として共通するものがあります。新入社員でも、どんどんビジネスの現場を実際に経験させることが、スピーディな成長につながっているようです。2人のように仕事に貪欲さと素直さを持つ若い人たちに入社してもらい、ビジネスの最前線で活躍してほしいですね。